黒井さんの絵は幻想的で素敵だったのですが・・
物語がちょっと「人間」としては、ちょっと寂しくなってしまいました。
人間ってもっといいものだと思いたいのだけれどなあ、って。
木の力も、森の力も、いつも感じているけれど、人間だって
悪い人はいるかもしれないけれど、いい人だっていっぱいいるんだよって。
それに・・うさぎも金色じゃなくたって殺されるかもしれない。
うさぎを殺すのは人間だけじゃないかもしれない。
そうも思うのです。
なんだかね、人間が悪いばっかりのきれいな物語っていうのは
寂しくなっちゃうのですよねえ。娘に読みながら、どうしたらいいのか
わからなくなってしまうのです。