紙芝居が好きなのですが、そのキッカケになったのは以前図書館で偶然見つけた
“紙芝居 たべられたやまんば” を読んだところ、家族一致して大のお気に入りになってからです。
しかしそれ以来色々探しましたが、これという紙芝居に出会えていませんでした。
でもついに見つかりました。“紙芝居 さぎとり” これです。
これは“紙芝居おおわらい落語劇場”と銘打ってありますから、シリーズものでしょうか。
脚本は落語ものではよく聞かれる桂文我さん、絵はどこかで見たことあると思ったら、“とのさまのひげ” の国松エリカさんでした。楽天的な登場人物と、まさに“すっ飛んだ”お話しがピッタリ合っています。
それに我が家では “じごくのそうべえ” 以来、関西弁ブームが来てるのかもしれませんわ。
お話しは、主人公の“でんすけさん”がある計画を“げんさん”に持ちかけますが、そんな思うようになる訳がなく 「かってに やったら ええがな」 とすげなく断られてしまいます。
でも楽天的な“でんすけさん”、一人でその計画を実行するや、思った以上に楽々とことが運びます。
でもそこは落語。そう安々と問屋が卸してくれません。
一転“でんすけさん”は大ピンチ!!
そこに天の助けか、お坊さんたちが “すくうてやる” と手を差し延べてくれます‥が、
ラストは是非家族で笑って読んでほしいですわ。
下読みしないほうが、ラストでドカ〜ンと笑いが弾けるとちゃいまんやろか。