私がおはなし会を担当している幼稚園の園児たちは、とにかく元気いっぱいです。
絵本を読んでいても必ず反応が返ってきます。
静かに聴けない、という評価もできますが、そこは逆手にとって、
聞き手参加型で思いっきり楽しんでもらえる作品をセレクトします。
ということで、これは、そんなニーズにぴったりはまった紙芝居です。
「だるまさんがころんだ」という遊びのお話なのですが、
すずちゃんは、いいことを思いつきます。
通りがかりの動物たちを「だるまさん」に当てはめて叫ぶと、
アラ不思議、動物たちが本当に!!!転んでしまうのです。
これは新バージョンですね。
もちろん、大いに受けました。
後から園長先生からお聞きしたのですが、
実は園で「だるまさんがころんだ」遊びをしたばかりで、実にタイムリーだったそうです。
全くの偶然でしたが、何だか嬉しくなりました。