個人的に作者である安西水丸さんにゆかりがあったので、
迷わず(中身を全くみずに)購入しました。
まあ、「所縁」といっても直接知っているわけでも
何でもないのですが…。
むしろ、レビューでの評価が高かかったので
購入した、といった方が正解かと思います。
だまってがたんごとんと走る列車、
スプーンやカップや哺乳瓶といった無生物を乗せてひたすら
食卓を走ります。
さらにいくと、ネズミやネコといった乗客まで乗り込んできます。
さてさて、その行方は・・・
はい、終点は○○ちゃん(娘)のところでした〜〜
(いっただきまぁ−−す!)
そして、また列車はがたんごとん、と去っていくのでした。
何とも、いえないほのぼのとしたタッチの絵で、
キリリとした列車の表情に、がたんごとんと音をたてながら
寡黙にものを運ぶ仕事へのプライドをかんじさせます。
娘は、がたんごとんという列車の音に対して
ことのほか喜んでおりますが、
男の子なら、なお喜ぶのではないでしょうか。