紙芝居の面白さを感じ始めています。
なんとなく図書館で紙芝居コーナーを見ていたら石倉欣二さんの作品と知り手に取りました。
「いったんもめん」はアニメや朝ドラで親近感を持っていたのですが、昔話では悪い妖怪だったのですね。
それにしても読みやすくわかりやすい紙芝居です。
商人が落ちている巻物を拾おうとしたら、それがはたして「いったんもめん」。
得意技は首を締め付けること。
侍が切りつけて商人を助けたものの取り逃がしてしまいました。
再び現れた「いったんもめん」、火には弱かったようです。
そして、逃げていく「いったんもめん」は再来を予感させる余韻を残して幕を閉じます。
紙芝居やさんの口上と、次回作が楽しみになるような夕暮れ。
「黄金バット」時代の懐かしさを感じました。