すっかりエッツの世界に入り込んでいる息子。
ライオンが寝ている頁では、「ライオン、いた!」「ライオン、いっしょ!」(ライオンの木のオモチャを持ってくる)「ガオー」とうれしそう。
それからじっーと聞き入って、ぞうの「まっててくださぁーい」に大笑い。すぐに大きな声で「まっててくださぁ〜い!」と繰り返しています。私もこの頁は好き。ぞうが耳をふきながらやってくるなんて、ありえないけれどエッツの絵をみていたら、ありえちゃうのですよね。面白いです。
”ろんどばしおちた”の頁では、歌をうたいながら楽しんでいます。
最後のお父さんに肩車されて帰るシーンでは、満足そう。誰もいなくなった森の絵でふーっと息をはいて、「おしまい」と言っています。
絵本という紙の媒体で、子どもを森に連れて行き、大人にでさえありえないことをあり得るように楽しませるエッツの力は、ほんとうにすごいと思います。