白黒の絵本を読むのは初めてでした。
いつもカラフルな絵本ばかりだったので、息子の反応が気になりましたが、
何の違和感もなく、物語の世界に入っていきました。
これを単に白黒と感じてしまうのは大人だけで、
子どもの目にはしっかりと森の深い色が映し出されているのかもしれませんね。
モノトーンの絵にふさわしく、静かに物語は進みます。
不思議なお話のはずなのに、とても自然に当たり前のように。
だからこそ物語にぐぐぐっと入り込めます。
息子も静かにお話を聞いていました。
そして何度も何度もリクエストしてきます。
この不思議で静かな世界がとても気に入ったようです。
このお父さんも素敵ですね。
息子が体験した不思議な出来事を否定するでもなく、驚くでもなく、「きっとまっててくれるよ」と答えるお父さん。
こんな親でありたいな〜と思います。