小さな男の子が紙の帽子をかぶり、ラッパを持って森へ散歩に出掛けるお話です。
動物たちは男の子の魅力(!?)に惹かれて、ちょっぴりオシャレをして後をついて行きます。
男の子の後ろには出逢った順に、動物が行列を作るのですが、怖がりや(?)のウサギは男の子の横について歩く姿がなんともかわいらしいです。
動物たちと楽しいひとときを過ごしていた男の子が、お父さんの一言で現実の世界へと引き戻されてしまいます。
お父さんがファンタジーの世界を否定しない所がいいなと思いました☆
だからこそ「また こんど、さんぽに きたとき、さがすからね!」って男の子は言えたんでしょうね。
白黒の森で展開されていた不思議な世界って、きっと子どもたちは共感できるのではないでしょうか。
白黒で描かれているからこそ、森や動物などの色彩を想像しながら読むことが出来るオススメの一冊です☆