最初にこの作品が出たのは1985年のようです。たくさんの店屋さんの姿が描かれていますが、今の平成の世ではなかなか見ることもできなくなったお店が多いです。
時代的には紹介されているお店はちょっと古い感じがします。
それはそれで、なかなか見ることのできない面白さがありました。
まずは『たまごや』こんな卵しか売っていないお店、今は実際にあるんでしょうか?
豆腐やも自営業でやっているところはほんとに少なくなりましたよね〜。
真ん中あたりに描かれている飴屋や祭り系の雑貨やおめん屋みたいなのは、浅草にでも行けば見ることはできますが、
全体的にはちょっと珍しいお店屋さんが多く描かれていました。
個人的には子どもの頃、近所にあった「たたみやさん」と「牛乳屋さん」が小売店(自営店)としては好きです。あのお店から醸し出される香りが何とも言えないんです。
今の子どもたちに、あのお店の香りをかがせてあげたいな。