1941年生まれの作者の体験した時代なのでしょう。
それぞれのお店の様子や、人々の服装など見ていて飽きません。
散髪屋では、ひげのサンプル写真なのか絵なのかが、時代を感じさせます。
駄菓子やでは、実在するお菓子がそのまま描いてあります。
たまごだけのお店があったんだ!こんなお店があったの?と驚きの連続です。
サンプル店のショーケースはどうなってるのでしょう?
ふしぎな陳列なのです。
もしかしたら、絵本にするつもりで描かれていないのかな。
文章が無理やり入っているような感じで残念です。
この時代を知っているお年寄りにも喜ばれそうな絵本です。