小さい頃からの「これがないと駄目!」というものがない息子だったので、主人公なおちゃん
の気持ちが分るかな?って思ったのですが、一生懸命探す気持ちが分ったようです。
挙句に、見つけた際に、ねずみのお母さんの口上に、「のいちごを踏み潰して取り返せば
いいんだ!」なんて、かなり乱暴なことを言う息子... びっくりでした。
優しい子に育てたはずなんだけれどなぁ。
でも、なおちゃんと一緒に“べんりちゃん”の便利さが分って、息子がなおちゃんと同じ立場
だったら、きっと最後は渡すことになったんだろうなと確信しました。
読み終った時に、「どうして、なおちゃんは、あげたんだと思う?」
と聞いたら、「もう自分にはいらないと思ったんだよ、きっと」と答えが返ってきたので、
安心しました。どう考えたって、腕づくで取り返すなんて、ありえませんよね(苦笑)
私個人としては、なおちゃんのすごい泣き顔が大好きでした!