初めて見る傘について考察するぞうのおはなし。
とりあえず、その不思議なものに「ナンターラ」と名づけるのですが、
そのネーミングが絶妙ですね。
韓国の作家さんなので、原書でのニュアンスも知りたくなりました。
コラージュのような独特の画風で描かれたぞうがなんともチャーミング。
雨が降ってくるアングルも新鮮です。
子どもの好奇心による行動とよく似ていて、ほほえましいです。
傘は無機質に描かれていますが、ラストではさぞかし安心したことでしょう。
やんちゃな男の子たち(我が子たち含む!)に、
傘の正しい使い方を指南するのにもいいかもしれません。
単純なストーリーですので、小さい子でも楽しめると思います。
雨の日にもいい感じですね。