これは、「寝る前に読んで。と子どもにせがまれたら絶対に拒否したいんだけど・・・」と前置きしながら友人に奨められた一冊です。
(どうしても途中で読みながら自分が寝てしまうらしい・・・)
ある女の子とねずみのお話。
と一言で言ってしまうにはあまりにも気が遠くてながーい、でも奥が深くてとっても素敵なおはなしなんです。
ちょうど、娘が妖精やおばけやモンスターのような実際に見たことがないけれどなんとなく存在が気になるというモノ達にとても興味が湧いてきたので、なんというか「怖いものみたさ」のような感覚がちょっと刺激されて楽しかったです。
別に怖くはないんだけど、見えないけど気配は感じてるっていうスリル感。
あと、一緒に成長していくってことで時間を共有してるんだっていう感覚。
そしてラストの結末。がとっても可愛らしく、微笑ましい。
じっくりと読んで、その結末の先も想像したくなる一冊です。