8分音符のプレリュード」 レイラさんの声

8分音符のプレリュード 作:松本祐子
絵:佐竹 美保
出版社:小峰書店 小峰書店の特集ページがあります!
税込価格:\1,650
発行日:2008年09月
ISBN:9784338144261
評価スコア 4.4
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  • いい子の心理

    • レイラさん
    • 40代
    • ママ
    • 兵庫県
    • 男の子15歳、男の子13歳

    中学2年の優等生、果南(かなみ)が主人公。
    一風変わった転校生透子(とうこ)が現れたことで、果南は自分というものに対峙することになります。
    吹奏楽部でフルート担当、友達や先生とのデリケートな関係、そして、さりげなく異性も登場、
    と、女子中学生の共感ポイント満載です。
    段々と明らかになる透子の素性は、ちょっと想像を超えますが、
    案外こんな子もいるかも、と思ってしまいました。
    何より、果南の苦悩にリアリティがあって、痛々しくて、一気に読み進んでしまいました。
    普通のいい子って、大人にとっては手のかからない子なんですが、
    本当は気にかけてあげなきゃいけない存在なんだ、ということがよくわかります。
    (以前わが子の中学校の校長先生がコラムに書いておられたので、
    余計共感してしまいました。)
    思春期の子どもを抱えた悩める親にとっても、いろいろ共感できると思います。
    最後まで気になったのは、題名の「8分音符」。
    「プレリュード」はラストで納得できるのですが、
    「8分音符」はどの部分を指しているのでしょうか?

    投稿日:2009/05/29

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