まさに、『もりのえほん』です。
表紙から、どのページをめくってみても、森の風景。文字はいっさいなく、黒と緑の世界。
ところが、よく見ると、森の中に、色々な動物たちが隠れているのです。すぐに気づくのや、よく見ないとわからないもの、とにかくその数は、相当なものです。
幼稚園の子どもたちといっしょに探してみました。
最初は、
「なんか、この本、怖い。」
とか、
「おもしろくない。」
と言っていた子どもたちでしたが、いつの間にか、おでこをくっつけあって、探していました。
何度も何度も繰り返し見ながら、新しい発見をして、楽しんでいました。飽きのこない絵本です。