私が幼稚園の頃気に入っていて、よく母親に読んでもらった本です。図書館で表紙を見て懐かしさに思わず借りました。内容もすっかり忘れていたのですが、息子に読んであげながら「あ〜こんな話だったな〜」と話の内容と共に昔の記憶がよみがえってきました。ある日通園途中にハンカチをなくし、泣きながら母親と一緒に探したことがありました。結局見つけることは出来ず。いつまでも泣きじゃくる私に母親が「すずめさんが見つけてオウチに持って帰ったんだよ」とこの本にひっかけてなぐさめてくれました。その言葉に納得して 一気に悲しい気持ちが吹っ飛び 嬉しい気持ちに変わった瞬間を思い出しました。こすずめのお母さん同様、私の母親はどんな時も私の基地でいてくれました。(今もですが・・・)私もこすずめのお母さん そして自分の母親の様に どんな時も息子の基地でいなければ、そんなことを考えさせてくれた本です。