2006年ベルギーとオランダで初版の作品。
物語は、ないしょにしていることを聞かれて、知らないと答えるとないしょおばけが増えていくというもの。
誰にもこんな経験って必ずあるはず。
それを、ないしょおばけというキャラクターで表現したということで、この本の成功は約束されたようなもの。
実に分かりやすい発想です。
エンディングも、何が何でもないしょはダメということではなくて、できるだけおばけがでないように頑張るというスタンスが、受け容れやすいと思います。
言って聞かせるよりも、こうした優れた絵本の読み聞かせこそが肝要だと改めて認識させられた絵本です。
是非一度は読み聞かせをオススメします。