なんでもふたつさんとうのは、仇名です。
というのは、なんでも二つが好きだからです。
上着も二着着るし、靴も二足はくのです。
誰にでも少なからず癖というものはあるでしょうが、この人の徹底ぶりはもう笑うしかないぐらいすごいと思いました。
仕事も昼と夜の仕事をしているし、家も二つあるからです。
二つでないのは、子どもと妻だけです。
癖もここまで徹底して、本人が不都合を感じていなければそれでいいのでしょうか。
息子のピーターが父の癖を直したいと思います。
その方法とというもユニークなものでした。
その後どうなったかは、読んでいただくとして、へそを曲げて押入れにこもった息子が、この本を私が声に出して読んでいたら、押入れから出てきました。
そのぐらい風変わりで続きがしりたくて仕方がなくなる本のようです。
訳は、光吉夏弥さん。
この「ゆかいなゆかいなおはなし」シリーズは、低学年から読めますが、おもしろい作品が多いです。
さすが光吉さんと、読むたびに思います。