お友達から薦められて読んでみました。
亡くなったおじいさんの語りで語られる
「きみ(孫)」との時間。
きみとの絆。
きみとの思い出。
そしてきみの未来。
泣きすぎてはいけない。
笑顔のきみが好きだったから。
・・・自分の息子と祖父(自分の父)などに置き換えて読むと
ほんとうに胸の奥がつらくなります。(まだまだ父は元気ですが・・)
いつかはこういうときが来るのだろうな・・と。
とくにおじいさんと孫が手をつないで歩いているところ。
虫を捕まえて喜んでいる孫を見守るおじいさんのページが
自分の父と息子に重なって泣きそうになりました。
おじいさんのすべての言葉が深くて、大人の心にもズシンときます。
世代交代のこと、孫がおじいさんになったら・・
同じことを感じるかもしれない・・とのくだりにははっとしました。
考えさせられます。
優しい色の絵ともあいまって・・本当に直球で心にくる絵本でした。
4歳の息子にはまだ少し早い気がしましたので、
もう少し大きくなったら読んでみようと思っています。