「暗くなるまで遊んでいると、むじなが、化けて出るから、明るいうちに帰らんといかん。」と山んばあさんにいつも言われていたのに、村のいたずら坊主の4人組は言うことも聞かずに遊んでいると・・・はたしてむじなが現れた。それでも懲りずに、また遅くまで遊んでいると、さらに怖い妖怪が次々現れて・・・。最後にこれでもかと、駄目押しに怖い種明かしがあるのだ。
私は、生来、意地悪な正確なので、怖いお話も嬉々として読んで、子供が怖がる様も楽しんでいるのだが、そんな私の期待も裏切らないストーリー展開が、とてもうれしいです。
暗くまで遊んで、なかなか帰りたがらない子供には、読んであげるとよいでしょう。