五十音の絵本と言ってしまえばそれまでなのですが、
それだけではなくて、あ行、か行と、その行の言葉の響きをうまくとらえていて、
さらにそこには堀内誠一さんの絵も加わっていて、音と絵で広がる世界が感じられます。
商品の名前を決める時に、言葉の響きを考えるそうですけれど、それにも何だか通じそうな。
雑誌や商業美術に関わってこられた堀内さんだから、こんな風にポップにデザイン性の高い絵本を作り上げられたのかも。
赤ちゃん向けだけでなくて、お話会や小学校の読み聞かせとかにも挟めそうな絵本です。
息子の反応も上々でした。
ただ、一つ上手に読みこなすには時間がかかりそう。しっかり練習してこの世界を伝えられるようになりたいです。