昔、映画の主人公が目の見えない女の子に
色を教えてあげるシーンがありました。
確か「ちょっとあついけど」と火をさっと触らせて、これが赤。
冷たいモノに触らせて、これが青。女の子はそれは嬉しそうな
顔をしました。色がわかった瞬間です。
ヘレンケラーが水がわかったように
本当に分かった瞬間のスパークするような感覚と喜びは
きっと本人にしかわからないのかも。
でも、見ている私たちに感動というかたちでそれを
伝えてくれるのはとても特別なことですね。
サルくんによって音を感じさせてもらったブタさん。
嬉しかっただろうなぁ。読んでいる私達親子にも
ブタさんの喜びとこれからサルくんから教わる世界への
期待感が手に取るように伝わってきてわかるって
素晴らしいと感じさせてもらいました。