耳が聴こえないブタさんに、音をみせてくれたサルくん。
サルくんとの出会いが、どれほどブタさんに大きな変化をもたらしたことか…。
とても、温かい気持ちになりました。
しかも、ブタさんとサルくんの物語は、著者自身の思い出のできごと。
ブタさんの想いが、より一層、甘く切ないものに感じられました。
ところが、この作品の著者は、実は架空の人物で、ドラマの主人公ということにビックリ!
なんと、視聴者からの要望で発売された絵本だということです。
TVドラマを知らなかった私は、ブタさんが実在しないことにガッカリしながらも、強い要望があるほど、人々の心を動かしたブタさんの想いに、更に心を打たれました。