特別な色を使っているわけではないのに、きれいな絵だなあと思いながら読みました。
扉には、「とうじょうするとりたち」というタイトルで21羽のカラフルな鳥の姿が描かれています。私が子どもだったら、このページを何回も見てしまうでしょうし、本を読み進めていくうちに登場する鳥たちをこの扉の絵で確認すると思います。
なぜこんなに鳥の話をするのかというと、主人公女の子ホリーのもしゃもしゃあたまに鳥たちが棲みついていくからなんですね。そして、どんどんホリーのあたまのなかに棲みつく鳥たちは増えていくのです。
さて最後はどうなるのか、想像してみてください。
「うわぁー」という子どもたちの感嘆の声で聞こえるくるような終わり方でした。