くれよんのくろくんのシリーズの3作目です。
私自身は、3作の中でこれが一番いいと感じています。
朝、目が覚めると、きいろくんがいません。
翌朝、目を覚ますと、今度はおうどいろくんとちゃいろくんがいません。そして次の朝は、あかさんとピンクちゃんが・・・
毎日仲間がいなくなり、残ったくれよんたちは、怖くなりました。
おばけのしわざかな?
寝ている間に連れて行かれたのかもしれないので、くれよんたちは、一晩中起きていて、謎のおばけをつかまえようとするのですが・・・
謎のおばけとは、そしてどうしてくれよんたちは連れ去られたのか。
具体的に書かないと感想も書きにくいですが、書いちゃうとこれからこの絵本を読む方には大変つまらないことになってしまうので控えますが、夏に出された絵本で、おばけと題がつきますが、怪談ではないです。
仲間を思いやる気持ち、家族を思いやる気持ちが描かれた絵本です。
くれよんたちも、連れ去ったおばけ!さんたちのために、すばらしい絵を描くんです。その辺り、ぜひとも実際に読んで、味わってください。
この絵本、下の子が気に入っています。まだ一歳七ヶ月なんですが。
まだ理解するには早いと思いますが、本棚に入れていても、背表紙で分かるのか、持ってきて読んでとせがみます。
でも、お姉ちゃんが読んでやっていることが多いですね。字はまだ読めませんが、お姉ちゃんもお気に入りで、しっかり暗記して、読んでやっています。