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きょうりゅうのわかっていること・わかっていないこと

きょうりゅうのわかっていること・わかっていないこと(小学館集英社プロダクション)

「わからない」って楽しい!国立科学博物館監修の恐竜絵本!

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いたずら五にんぐみ オチョグニ」 アダム&デヴさんの声

いたずら五にんぐみ オチョグニ 作:パク・ヨンチョル
絵:パク・ヨンチョル
訳:星 あキラ キム・ソンミ
出版社:瑞雲舎 瑞雲舎の特集ページがあります!
税込価格:\1,650
発行日:2009年06月
ISBN:9784916016850
評価スコア 4.67
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みんなの声 総数 8
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  • なぜかしら魅力を感じてしまい

     “可愛い”というキャラからほど遠そうな登場人物が、ずらり手縄で縛られ歩いている表紙絵に、吹き出し、なぜかしら魅力を感じてしまい読みました。
     
     オチョグニは、 日本の鬼瓦やシーサーのように、屋根の上の“魔よけの為の飾り瓦”。
     中国起源の走獣が伝わったようですが、韓国では西遊記のメンバーがオチョグニのキャラになってることにも驚きです。

    …はるかなむかし 、遠く離れた星にある 天の国は オチョグニ五人組のいたずらのせいで、穏やかな日が一日もなかった。
     天の国の王様は、お怒りになり、オチョグニたちを召し捕らせ、五人の罪状を並べたてた。
     五人の弁解に大笑いしました。
     それぞれがユニークで良い味を出し、お話の展開を面白くしています。
     息子の言葉を借りれば、キモカワ系っていうんでしょうか?

     王様のもう一つの悩みの種は、天の国のはしっこに住むゴン(韓国名はソン・招かざる客の意)というおそろしいおばけ。
     王様はオチョグニ五人に、十日以内にゴンを捕獲してくれば罪を許してやることに…。
     さて、五人の健闘やいかに…。
     
     創作民話のようですが、な〜るほど、それでオチョグニは屋根の上にいるんだと納得できる結末です。
     
     親しみの持てる語りかける文体は、お父さんが読み手だと一層雰囲気が盛り上がりそうです。
     それにしても、韓国文化を何気なく伝えているこの版画といい高句麗古墳壁画(『舞踊図』etc,)や青銅器などのコラージュが素晴らしい。
     お話に夢中になりながら、とても自然に異文化と接することができる一冊だと思います。

    投稿日:2009/12/26

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