大好きな工藤ノリコさんの絵に惹かれて手に取りましたが、なんと作者は中川ひろたかさん。意外な作家さんの組み合わせに興味も急上昇!
「きらい」って、決していい言葉ではありませんよね。むしろ子供には使ってほしくない言葉。
でも「きらい」という言葉は、その先にある「希望とか「理想」のためにあるんだと、気づかされる、結構深い絵本だなと思いました。
詩集のような(というか元々は詩だったものを改訳したようですが)、リズミカルで、心地のいい言葉の響きに魅了されます。子供から大人まで楽しめると思う。
個人的には注射が面白かったです。怖がってるのがオジサンで、怖がってないのが赤ちゃんだなんて(笑)工藤ノリコさんの絵は、やっぱり好きだなぁ♪