朝の早い農場で、おひさまから起こされた雄鶏さんから次々に、起こされていく動物さんたち。
各見開き、“○○が おきて、となりを おこす。となりは だれ?”で次ページを繰る繰り返し。
小さいお子さんも、この繰り返しを楽しめるでしょう。
農場には、たくさんの動物がいることも気づくでしょうね。
なんといっても、ブライアンさんの次女レベッカさんの絵が素敵です。
各動物の寝床が美しく描かれ、さらに動物たちの表情も優しげなパステルカラーで温かい雰囲気が漂っています。
まさに絵本は子どもたちが出会う画集でもあるという言葉がピッタリな作品です。
柔軟な感性で先入観無く絵に触れられる赤ちゃんの頃から、様々な絵に出合わせたい、とお考えのお家の方にピッタリの赤ちゃん絵本だと思います。