あさのあつこさんの大ファンです♪
大人向け、子ども向け問わず、手当たり次第、読み漁ってます。
これは、青い鳥文庫の、テレパシー少女「蘭」事件ノートシリーズ8作目です。
「小学上級から」となっていて、漢字にはルビがふってあり、本好きの子なら、高学年でも読めると思います。
ただし、内容からすると、けっこう残酷シーンもあったり、中学生くらいからの方が理解できるかな?!
(NHK教育テレビでアニメも放映されてましたよね?!)
超能力を持った主人公「蘭」と「翠」が、BF「留衣」や兄「凛」とともに、不思議な事件に巻き込まれ、解決していくこのシリーズ。
今回は、商店街の福引で、蘭が当てたて特賞=南の島豪華旅行に、4人で出かけます。もちろん、単なる偶然ではなく、誰かが蘭たちの「力」で助けてほしいと呼んだのです!
過去にジコチューな人間によって、二度も引き裂かれたヌシとカミの愛は、今度こそ結ばれるのでしょうか?!
人間の欲望の醜さを嫌と言うほど見せつけておきながら、人間の心の広さ、豊かさを〆に持ってくるあたり・・・このシリーズの醍醐味なのですが・・・大人が読んでもおもしろいですよ♪
テレビ感覚で読み易いストーリーでありながら、友情や恋愛、人生の意味まで、深〜く考えさせらる物語です!
携帯小説ばかり読んでる、長女たち中学生世代に、ぜひ読んでほしいです。