シリーズ1作目「ぼくはアフリカにすむキリンといいます」より、ずっとテンポがよくなって、更に読みやすく楽しいお話になっていました。
正直、今回クジラ先生が主人公?ちょっと、読者の子どもたちには、主人公の年齢層が高すぎないかな〜?と、思ったのですが、そんなことありませんでした。
長く生きている割に、どこか子どもっぽい可愛いクジラ先生の本名は実は「クジえもん」だったことが分かったり、
若い頃、潮吹き大会の金メダルをもらっていたことがわかったり、
初恋のクジラや仲の良かった昔の仲間たちが登場し、何とも賑やかで良かったです。
また、前作のペンギンくんとキリンくんやアザラシ配達員も大活躍!
素敵なエピソードも加えられ、物語を盛り上げてくれていました。
うちの子どもたちはちゃんとは読んでくれませんでしたが、高畠さんのイラストが気になるようで、私が読んでいるとき
「あっ!ペンギン探検隊の新刊?」と、のぞかれました。
シリーズも作家も違うけど、面白いですよ。小学校の低学年から中学年くらいにお薦めします。