王さま、お妃さま、お姫さまの3人と、いぬのちび王子がそれぞれ
散歩にでかけていろんなことが起きます。
ことばがおしゃれで、この面白さは低学年の子では理解できないかな。
お姫さまが雪だるまとトランプで勝負をして、雪だるまがどんどん解けていきます。
「お姫さまは、もうぼんやりしていられなかった」とか、「自分のことしか見えないのもこまるけど、自分のことが見えないのはもっとこまる」
とか、おもしろいです。
「いい思い出は、心の奥にすてきな香りを残してくれる」なんて、おしゃれなフレーズです。
絵がほのぼのとして、文章にぴったりです。