あきくんのお父さんは脳性麻痺の為、身体が不自由で車イスです。ある日、お母さんがお出かけしたので、お父さんと一緒に保育園に一緒に行くと言うお話。
大人なら、「感動した」と言うのでしょうが、4歳の息子にはそんな言葉が使えません。
その代わり何度も読んで欲しいとせがんできます。
その魅力は、お父さんは身体が不自由でも子供を思う気持ちは変わらない、一生懸命育児している姿が、伝わってくるからです。
どんな身体でもかけがえのないお父さん。
息子も自分のお父さんとあき君のお父さんが一緒であること、
どことなく感じてくれているようです。
この本を読んでから、たまたまTVで車椅子に乗っている人が出ていました。
「あき君のお父さんと一緒だ」って、見ていました。
最後に「こんなとき、誰か保育園連れて行って上げればいいんだよ」
って、息子が言った時なんだか胸が熱くなりました。
障害者も健常者も変わりないこと、小さい時から教えてあげることは大切だと思いました。
沢山の親子に読んで欲しいです。