このシリーズの設定はおおくまとちいくまで、
ふたりの関係はともだちかなと思っていたのですが、
この絵本では父と子か、
むしろおじいちゃんと孫のような感じを受けます。
ちいくまをベッドにいれ、やれやれ読書と眼鏡をかけた途端に呼ばれて、それの繰り返し。
読んでいる本が、二人の本なのも面白い。
ちいくまくんが両手で両足をつかんでいる絵、
子どもの小さい時よくこんなかっこうを、今なら孫が同じようなかっこうしてます。
この絵は何度見ても飽きないです。
抱っこして外に出て大きな月を見ると、
胸の中でストンと眠ってしまうちいくまくん。
おおくまさんの包容力があったかいです。