今昔物語に収められている話や、説話を基に創作された絵本です。
古典という事でひるんでしまう今昔物語ですが、面白いお話の宝庫です。
こんな絵本で紹介されたら、読んでみようかな、と興味がわいてきそうです。
今は昔(定番どおり!)、今日の都に居た権大納言は食いしん坊。
友人の陰陽師(不思議な神通力を持つ者)にたしなめられてばかり。
ある日、山で不思議なきのこを見つけた権大納言は、
このきのこを陰陽師に食べさせます。
不思議な謎(余韻?)で終わるので、いろいろ考え込んでしまいました。
まず、きのこが魅力的ですね。
きのこについて思わずネットなどで調べてしまいました。
すると、今昔物語にも記載されているほど日本人には馴染みのある食材、
とあるではありませんか。
なるほど、なるほど。
食べると踊り出すきのこ?
まいたけでしょうか?
陰陽師が無事だった訳、これは原典まで調べないといけないのかしら?
中高生にもお薦めしたいですね。