ねこずし、と大きく書かれた魚の形をした車。
この車の横のドアをパカッと開いたら、お寿司屋さんのカウンターが出てきて、みんなで並んでお寿司が食べられるという夢のような車なのです。しかもねこ専用。
お寿司に憧れるねこたちの所へ、このさかなぐるまがやって来て、ねこたちは大喜びで食べるのですが、途中で、お金を持ってないんだった!と慌てます。
ぼくが海で釣った魚だからタダだよ!と、とっても優しいお寿司屋のおにいさん。
でも、さすがにタダで食べるわけにはいかないと、海でお魚をとるのを手伝ったり、お店のお手伝いをしたりします。
最後はもう一台すしぐるまが出来るという驚きの展開に。
鈴木まもるさんのユーモアと優しい絵が楽しい一冊です。