秋色の背景に、どんぐりを食べているリスが何ともかわいらしいこの絵本。
開いてみると、秋を感じる場面がたくさん描かれています。
「秋」という季節自体は見えないもの。
けれども秋になると、自然は様々な変化を見せてくれます。
改めてそんなことを感じさせてくれました。
どんぐりはもちろん、色づいた木々の葉や赤とんぼ、彼岸花や豊かに実った稲。
普段よく見かけているものもたくさん出ていたので、娘とそれを見たときのことを話しながら楽しみました。
後日、娘とバスに乗りながら紅葉してきている並木道を通りました。
「葉っぱが黄色くなっているよ、秋だからね」と話しかけると、
「あきですよー」
娘がニッコリ笑って答えていました。