クツカタッポ、読みにくいなあ・・と思いつつ読み進めて行くと、とても読みやすい名前であることに気付きました。
「靴、片っぽ」ね。
マイペースに、のんびり暮らす冒険家のクツカタッポ。
ある日、冒険の途中で偶然、魔法の瓶を手に入れます。
綺麗にしようと瓶をこすると・・・ぼわん!瓶の精霊が現れ「3つの願いをかなえてやるぞ」と言います。
この段階で、小学生は「僕なら・・・私なら・・・」と、色々可愛い妄想を膨らまします^m^
ところが、クツカタッポは今の暮らしに満足しています。
かなえてほしいことが思い浮かびません。精霊には「気合いの入った願い事」を期待されてるし・・・さあ、困った。
さてさてクツカタッポが、お願いしたことは・・?
ラストシーンに突入する辺りから、現実にはこんなものかも・・なぁんて思えてしまうような、ほんわかした終わり方でした。
挿絵はやさしいタッチの絵で、アニメのような登場人物たちです。
10人(匹?)の設定があるので、続編もありそうです。