子どもにとっても、自動販売機と初めて会ったときは、衝撃的な感動があるようです。
お金を入れると、いろんなものが出てくるんですもの。
さて、狸のぽんたが、ふもとの村へおりて来て、自動販売機を初めて見て、すっかり気に入ります。
そこでぽんたは自分でも、箱で自動販売機を作ります。
すると、お客さんがやって来て、…。
ぽんたのイアイディアが素敵です。
お金の変わりに、葉っぱを入れてもらいます。
葉っぱをいろんなものに変えられるんです。
自動販売機の後ろからのカットが、読んでいるこどもたちを、ぽんたの気持ちと一緒にしてくれるんですね。
歯が痛いお客さんには、息子と一緒に困りましたねぇ。
お友だちの欲しいお客さんには、どうするのかしらと思ったら、ん〜〜〜、こころの中が温かくなりましたよ。
最後の、自動販売機にかけられた
こわれました。 もう、なにもでません。
の、札には笑いました。
大型判が出たのを図書館で見つけ、これはお話し会で使えそうだな〜
と思いました。