とにかく無条件に「かわいい、かわいい」と抱きしめたくなるような赤ちゃんのおはぎちゃん。「うちのこたちの ちいさいころに そっくりだわねえ」と言って抱き上げるガマガエルおばさんの顔の嬉しそうなこと!
本当に我が子の赤ちゃん時代を思い出しますね。
今までおはぎと赤ちゃんを結びつけたことは1度もありませんでしたが、この絵本を読んで初めて、赤ちゃんの背中(ちょこんと座っている後ろ姿)って、まん丸で、おはぎにそっくりだなあ、と気づきました。そして、年輪を重ねて、丸くなった老夫婦の背中もまたいいものですね。
おはぎ、縁側の老夫婦、庭の小さな生き物たち・・・秋の涼風と郷愁を運んでくれるほのぼのとしたお話です。