サントリー宣伝部時代の大ヒット「アンクルトリス」が懐かしい柳原 良平さんのファーストブック向けの絵本です。
2009年の初版です。
柳原良平さんは、1931年生まれですから78歳の作品ということになります。
内容は、元永 定正さんの「もこ もこもこ」に合い通じるような擬音だけの絵本。
むにゃむにゃ
ぷくぷく
ぽわーん
ぽこぽこぽこ
ひらひら
こんな擬音語があって、そのイメージに合った動きのある絵が展開します。
それにしても、日本語には、実に沢山の擬音語があるものです。
その絵には目だけがあって、生き物を彷彿とさせるもの。
絵のバランス感覚、色合いの綺麗さは、まさにデザイナー出身と思わせるものです。
この手の絵本は、大人には理解できないのですが、赤ちゃんはたまらなく好きなことが多いもの。
是非ファーストブックに加えてトライして欲しい作品です。