今回はジョージが「みどりの日のつどい」でのリサイクルに挑戦します。
家にある新聞紙や紙箱を集めたジョージ、けれどもっともっと集めたい一心で町の人が置いてあったまだ使っていない紙コップや雑誌の束なども勝手にリサイクルに持っていってしまいます。
怒って追いかけてきた町の人にわけを話すと理解してくれ、みんなで木を植えたり、みどりの日のつどいは大成功をおさめるというストーリー。
ジョージシリーズのお決まりの展開ですが、「リサイクル」が分かりやすく描かれているという点でとても価値ある絵本だと思います。
最後のページには「みどりのあるくらし」と題し、地球のエネルギーと資源を守るためのちょっとした心がけが書かれています。
「かみは、うらおもてつかいましょう。」など子ども目線で書かれた身近なことなので、これを機に家庭でのリサイクルに取り組んでみるのもいいのではないかと思います。
あまりにも教育的なリサイクルの本は敬遠しがちな子どもも、ジョージの本なら素直に入っていけるのではないでしょうか。