図書館から借りてきて、4歳と9歳の娘たちと読みました。
十五夜の日。
おばあさんはおつきみ団子を作ってお供えしました。
そして「みんなのお団子はどんなかな?」と出かけていきます。
みんなのお家のお団子を『おつきみどろぼう』してまわります。
すると、ススキだけ飾ってあり、お団子をお供えしていないお家が一軒ありました。
理由を聞いたおばあさんは、一緒にお団子を作ろうと誘います。
そしてお団子をお供えしてみると・・・?!
まず最初に、“おつきみどろぼう”という風習を知らなかったので、
娘たちと「へー!おもしろい(^^)!!」となりました。
お月見団子って、飾るだけのものかと思っていました。
誰でもこっそり食べてOK!
しかもお団子がなくなったらいいことが沢山あるといわれているなんて、
なんて素敵な風習なんでしょう!!
おばあさんがみんなのお家のお団子を、一生懸命食べているのが嬉しくなります♪
そして寂しかったオオカミさんにも幸せが訪れて本当に良かった!(^^)♪
優しいおばあさんの笑顔と「こっそりこっそり・・・」のおつきみ呪文(?)がとても印象的でした。
お月見のことがとてもよくわかるようになる一冊です。
我が家でも、ただお月様を見て「綺麗〜♪」と喜ぶだけでなく、
ちゃんとススキとお団子をお供えして
秋の風流を味わいたいと思いました。
9月、おつきみの頃に是非読んでみてくださいね(^▽^)♪