母親の私が、図書館で絵のかわいさに惹かれ借りてきたのがはじまりでした。かがくのとも傑作集なんて書いてあるが、我が家の3歳、5歳のガールズには、ちょっとむずかしいかしら?なんて、心配はおおはずれでした。その夜の読み聞かせは、すごく盛り上がりました。ふたりとも幼稚園でよくつくってくるんです、かさぶたくん。とっちゃだめよ!って、言ったって、親の目をぬすんで、ボリボリ、そして、小さなこえで、上目づかいで、ママー絆創膏ちょうだい・・・・・
毎回毎回、学習しろ!と思うけど、私だって子供の時は、がまんできなかった、今でも、あやしいかも・・・・。
じゃあ、どうして、かさぶたくんは、とっちゃダメなの、かさぶたくんの下では、どうなってるの?かさぶたくんって、いったい何?そんな素朴な疑問にかわいいイラストとこども向けのやさしい言葉で説明が書かれています。保健の先生が教えてくれるのとは、ちょっとちがう、ものしりのお兄さん?が、教えてくれるって感じです。その後もたびたび、かさぶたくんをつくってくる元気なガールズですが、その時は、ママが言わなくたって、これ読んでって、この本を持ってきます。