先生とカサブタ保有者(もちろん子供)のインタビュー集といったイメージです。
しかも回答は全て子供の視点からなされていますので、子供たちはその意見に同調し、自分の膝小僧や肘を見ながらゲラゲラ笑って聞き入っていました。感心しながらではなく、ゲラゲラ笑いながらというのがポイントで、とても楽しく興味をそそる話の展開になっています。しかし、解説はとても科学的であるため、大人にとっても大変勉強になる本だと思います。
先日お母さんが、缶詰で指を切ったところ、「大丈夫!血小板とフィブリンが集まってきて血が止まるから」と言っていました。こういう絵本だと知識の吸収力も早まるようですね。