子どもたちに、「かさぶた、ある人〜?」と尋ねると、ほとんどの子どもが「ある、ある」。「手にあるよ。」「足にあるよ。」と、まるで名誉の勲章のように見せてくれたり、話をしてくれたりします。
「かさぶたくん」は、ユーモラスな子どもの口調を織り交ぜながら、「かさぶたって何?」「かさぶたって、どうして、とったらいけないの?」といったことを、楽しく正しく教えてくれる本です。絵本の中の子どもたちの言葉に、ゲラゲラ声を出して笑って楽しんでいました。
かさぶたは きずの うんこ かも しれないぜぇ。きずのうんこだ!!
かさぶたは、「にく」のかたまりじゃあ。
かさぶたにくだから、ぶたにくだあ!!
なんていう迷言に、子どもたちは大喜び。
手書きの文字と絵も、興味のわく雰囲気を作り出しています。