今回の新潟県中越地震のリポーターがテレビで「被災者の皆さんがみんな協力し合っている姿が印象的でした」とコメントしているのを見て、この本を思い出しました。
非常に大胆な発想でいながら極めてわかりやすいストーリーで、子どもにも非常に受けている本だったのですが、なぜ良い本と言われるのか、今まではよくわからないでいました。
けれど、豊かな発想性を育てることに加え、大きな困難にぶつかったときにみんなで協力して困難を乗り越えることがすばらしいことなんだということを潜在的に子どもに教えているのかもしれません。
まったく教訓めいた本ではなく、単なる「楽しむ本」と思っていたのですが、思わぬところでこの本の隠された魅力に気づいたきがします。
新潟県中越地震の被災者の皆様に心よりお見舞い申し上げます。