本屋さんで手に取りました。
初めて見た作家さんだし、今まで読んだことない絵本だったんですが、
実は「子どもの絵本大賞in九州」とか
「MOE絵本屋さん大賞」とか
いろんな賞を受賞した作品なんですね!
王様は、先祖代々伝わる大砲を、とても大事にしていて、
打ちたくて仕方がありません。
ある日、キツネが魚を取ったという些細なことで、
キツネと大砲の大きさを競いはじめます。
王様は、どれだけ競っても、きつねにちっとも敵わなくて、
なんだこのきつね、すごいなぁ・・・と子どもと言い合いながら読んでたのですが、
なぁるほど、最後に納得のオチが!
ラストを知ってから読み返すと、新たな発見もあります☆
素直に読むと、ゲラゲラ笑っちゃうくらい面白いんだけど、
大人の目線で深く読み込むと、
戦争の愚かさとか、争うことのバカバカしさとか、
いろいろ考えさせられます。