行事むかしむかし三月の雛祭りの由来のお話です。
お金持ちの夫婦が毎日村はずれのお宮へ行っては、子が授かるように
神様に祈っていました。大きな手まりほどもある卵から女の子が、50
人も生まれたのには、びっくりでしたがとても健やかに育ってくれて
病気ひとつせず、みんな元気に育ってくれてよかったです。
お父さんが働きすぎたのか病気で亡くなってしまっても、10年の年月
を50人もの娘達のために働けたのが幸せだったと思っているに違いな
いでしょう。川上のおかあさん、川下のおかあさんが亡くなるまで一生
懸命に孝行した娘達のお話を知ることが出来てよかったです。