ふくろうの赤ちゃんが、冬のある日、森の中を冒険します。
ウサギとクマとリスにあいます。この三つの動物にできることが、自分にできないちびフクロウは、自信を失い森で迷ってしまいます。
夕暮れが迫ったころお母さんが迎えに来てくれます。
そこで、「とぶこと」を教わり、その気持ちよさを感じ、自信を取り戻しまていきす。
写実的な絵が、とても美しく冬の森の冷たく引き締まった感じをはこんできてくれます。また、目の表情がとても繊細に描かれていて、絵本の世界に引き込まれます。
お母さんの愛情、好奇心いっぱいのちびフクロウのかわいらしさ、も見所です。
寒さが厳しい今の時期に読みたい本です。