えっ!?
ちょっと意外な感想です。
いや、話が「えっ!?」ではなく、気の抜けた炭酸みたいな仕上がりにちょっと驚きました。
作者は別役さんだし、出版社は講談社。
しかも『どうわがいっぱい』シリーズから出ているのに、面白くなかったです。(あくまで個人的感想ですが)
作者の言葉を借りてくると
この話は「ほんとうに思い出だったぞうのお話」だそうです。
しかし、題名のさばくの町は舞台としてだから何っていうほど関係ないし、X(エックス)探偵も、これで仕事をしたのかい?と聞きたくなるような仕事ぶり…。
別にさばくの町にしなくても、探偵を出さなくても、風変わりな教授を出さなくてもよかったのに。
どちらかというと、哲学的意味合いの物語な気がしましたが、幼年童話でそれはちょっと難しいかも〜、です。